Operational Combat Series（OCS）の物置2

4-02 『Enemy at the Gates』

１．シナリオ４の初期配置D34.20は「16-1-1 Rum Arty Rgt(1 Hvy)」に訂正して下さい。

２．第３自動車化師団のオートバイ大隊のカウンターの番号が58になっていますが、正しくは53です。

３．第３親衛架橋グループは第６ターンに（その司令部と共に）到着します。

４．（30ページにある）シナリオ９のドイツ軍の初期配置で（北の方の包囲環内の）C53.03とあるのをC53.02に訂正して下さい。

５．シナリオルールで明記されていない限りは、勝利条件に勝利ポイントを使用していないような小さいシナリオにおいて、勝利ポイント換算のための行為（警戒大隊のダイス振りやバリアントなど）を要求されることはありません。

６．初期配置でルーマニアの歩兵師団が「12-3-3」とあるのは「12-3-2」の間違いです。

７．シナリオ６の第11装甲師団の全滅ユニットは1-15と2-15装甲大隊です。

８．第22装甲師団の装甲連隊番号の数値が入れ替わってしまっています。「240 Pz Rgt」ではなく、「204 Pz Rgt」です。

９．プレイにスターリングラードを含む周辺のエリアが使用されるすべてのシナリオで、スターリングラード近辺に置かれる枢軸軍の大規模補給集積所は指定のヘクスから２ヘクス以内のいずれのヘクスにでも初期配置できます（そのままではロシア軍の矛先がその補給集積所を支配下に置いてしまいますから……）。

10．『Enemy at the Gates』では、後のシリーズルールバージョンで改訂されたのとは異なる換算方法で、航空ユニットの裏面戦力が記載されています。そのため同梱のユニットのまま使用する場合には、裏面は表面から空戦力が-1され、砲爆撃力が1/2であるとして使用して下さい。裏面の数値は用いません。これらの航空ユニットは2000年の『Operations』誌付録の改訂＆バリアントカウンターシートで置き換えられる予定です。

11．突撃工兵が工兵能力を持つとされていた『Enemy at the Gates』のルールは、OCS v3/v4シリーズルール13.8によって上書きされます。突撃工兵はもはや工兵能力を持ちません。

12．枢軸軍がD17.01を支配しているならば、Elistaは補給源として使用できます。（というルールが1.6bにありますが、それに加えて）「そして、D17.01はそこにある鉄道線を経由して他の枢軸軍補給源へと補給線を設定できます。」

13．各シナリオの第１プレイヤーは以下の通りです。シナリオ１と６はルール1.4に従います。シナリオ３、５、６、７、８、９では第１ターンのイニシアティブはロシア軍が有しており、その後は通常通りダイスを振ります。シナリオ４は第１ターンのイニシアティブをドイツ軍を有しており、その後は通常通りダイスを振ります。



4-02 『Enemy at the Gates』マップ訂正

　『Enemy at the Gates』のマップは『Guderian's Blitzkrieg II』の基準で印刷されています。以下のエラッタをマップに適用します。

１．Gumrak（マップCのスターリングラードの近く）は「gunrak」とミスプリントされています。

２．Pavlovsk（マップCの左上方）の北西へと延びる道路のハイライトカラーが脱落しています（黒のみのラインになってしまっているのです）。この道路は（マップAに伸びている）他の道路と変わりありません。

３．Nizhne-Chriskaia（D37.29）はNizhne-Chirskaiaに訂正して下さい。

４．『Enemy at the Gates』のマップをそのまま使用する（『Case Blue』に置き換えることなく）場合、初期配置ヘクスで司令部が補給線を設定できないことが分かった場合には、その司令部を初期配置ヘクスから１ヘクス以内で置き直ししても構いません。補給線が設定できる場合には、置き直しはできません。



ハウスルールオプション

１．v3かv4のシリーズルールを使用する際には、（初期配置と増援の両方の）すべてのSPを3/4にします（端数は通常の方法で四捨五入します）。例えば5SPは3と3/4SPとなります。この削減を行った後でも、「普通の」OCSより使用できるSPが多いかもしれませんが、経験豊かなプレイヤーにとってはこの比率がベターでしょう。

２．予備マーカーの数も3/4にします。経験豊かなプレイヤーにとってはこの比率がベターでしょう。